A03-KB104 ヒトにおける頭蓋顔面形態形成および外鼻形態進化の解析

From Multidisciplinary Computional Anatomy
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メンバー

  • 研究代表者
    山田 重人(京都大学・教授)
  • 連携研究者
    巻島 美幸(京都大学・博士研究員)

概要

ヒトの発生過程において、胚子期から胎児期早期は頭蓋顔面形態が最もダイナミックに変化する。そのため、先天奇形などの病態解明の上で最も重要な時期である。しかし、標本の小ささなどから、今までの解析では十分に解明されていない。近年、MRI、CTなどの撮影機器の発達により、この時期の標本を破壊することなく詳細かつ網羅的な観察が可能となった。本研究では、標本群の画像データを用いて頭蓋顔面骨格の形態解析を行うことで、ヒトにおける頭蓋顔面の形態形成の仕組みを解明する。そのデータを元に、顔面と同時期に著しく形態変化する脳の相互関係を定量的に解析する。また、解析データより、正常な成長に沿った形態変化を三次元的に可視化した時空間統計モデルを作成する。このモデルは顔面の形態形成における研究分野の発展に貢献できるだけでなく、医学教育にも応用できる。また、顔面の先天異常疾患とそれに関連した精神症状などにおける病理軸の解明や診断学の向上への貢献も期待できる。

概要図

A03-KB104.png