A03-KB011 脊柱管狭窄症診断のためのX線動画像からの脊柱管変形のリアルタイム計測手法の確立

From Multidisciplinary Computional Anatomy
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メンバー

  • 研究代表者
    加藤 博一(奈良先端科技大)

概要 

腰部脊柱管狭窄症とは、脊椎にある脊柱管が狭窄する整形外科疾患であり、国内の患者数は推定240万人ともいわれている。体を自由に動かしつつ脊柱管の変化をリアルタイムに容易に高精度に観察できる診断方法が理想ではあるが、そのような方法は存在しない。本研究では、まず、X線透視によって得られるX線動画像を用いた高精度なリアルタイム2D-3D registration手法を開発する。さらに、CTとMRIの位置合わせ結果を利用し、脊柱管の変化によって神経がどの程度圧迫されているかを計測する技術を開発する。これにより、脊柱管狭窄症の診断技術が向上し、本疾患の早期発見・診断が期待できる。人体内部の3次元構造を把握する目的でCTやMRIは広く用いられてきたが、それら装置を用いて得られたデータは静的なデータであった。本研究は、それらとX線透視を組み合わせることで、CTやMRIデータに動きを与えることを目指している点が独創的である。