A03-KB008 マイクロCT画像による組織学的診断技術の確立

From Multidisciplinary Computional Anatomy
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メンバー

  • 研究代表者
    中村 彰太(名古屋大学)

概要 

肺癌における組織学的診断のための「マイクロCT画像による組織学的診断技術の確立」とその臨床的評価および応用の実現である。従来の組織学的診断では、手術により得られた進展固定肺から多くの時間と行程を経て作成された組織標本を、顕微鏡で直接県境したのちに組織学的診断を得ている。一方、本研究で確立を目指している組織学的診断は、進展固定肺をマイクロCTという試料内部を非破壊的に観察できるCT装置を用いて撮像し、得られたCT画像のみでμmレベルの観察を行う組織学的診断であり、極めて革新的な研究である。これまで断片的にしか観察しえなかった胸膜浸潤や脈管侵襲の評価を腫瘍全体で可能とし、三次元での主要の浸潤状態の把握や腫瘍径計測といった組織学的診断が可能となることから、空間軸、機能軸、病理軸で定義される多元計算解剖モデルの構築に寄与し、新たな計算診断学へともつながると思われる。