A03-KB001 正常から病態へ ~脳動脈瘤の発生に関する多元計算解剖学的アプローチ~

From Multidisciplinary Computional Anatomy
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メンバー

  • 研究代表者
    新妻 邦泰(東北大学)

概要 

本研究の目的は、脳動脈瘤発生に関与する因子を血行力学的・分子生物学的に明らかにすることである。脳動脈瘤発生に関する研究は、脳動脈瘤自然発生を捉えることが難しいため非現実的であり、数値流体力学(CFD)を用いた解析報告もない。近年では技術の進歩により、脳動脈瘤を有する症例で、仮想的に脳動脈瘤を消去し親血管を再構築する手法が報告され、これを用いることにより脳動脈瘤発生に関する血行動態を捉えられる可能性がある。我々の研究グループでは、既に本親血管構築法を実現化しており、その上に、血流悪性度を評価する定量的新指標、血管脆弱度に関する定量的な新指標を確立し、分子生物学的な側面を加えて多角的に動脈瘤発生危険因子を検討する。本研究成果により4次元的な観点で性状から動脈瘤発生までの病態軸を、医用画像を用いた数値流体力学から見出せる可能性がある。