A01-KB111 ベイズ推定と生成関数展開を用いた拡散 MR q-space imaging

From Multidisciplinary Computional Anatomy
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メンバー

  • 研究代表者
    梅沢 栄三(藤田保健衛生大学保健学研究科・准教授)
  • 連携研究者
    増谷 佳孝(広島市立大学情報科学研究科・教授)
    山田 雅之(藤田保健衛生大学保健学研究科・教授)
    村山 和宏(藤田保健衛生大学医学部・講師)
    安倍 雅人(藤田保健衛生大学保健学研究科・教授)
    江成 隆之(日本大学理工学部、助手)

概要

q-space imaging(QSI)は、体内水分子のブラウン運動の統計的特徴を反映させた医用画像を得る拡散 MRI の方法である。拡散尖度画像法(DKI)は拡散変位の尖度を求めることに特化した簡易版 QSI で、少ないデータ収集数で実行できる。尖度が組織の微視的構造を反映して変化することから、DKI は診断や生体機能情報を検知するための新ツールになることが期待できる。反面、DKI が与える尖度には大きな系統誤差が含まれという問題もある。QSI の MRI 信号強度は拡散変位のモーメントの特性関数であり、これの対数をとったものはキュムラント母関数である。DKI では、この特性関数もしくはキュムラント母関数を b 値(MRI 装置のパラメータ)の級数で表わし、それに測定信号をフィットする。その際、級数を b の2次項までで打ち切る。これが系統誤差の一因となっている。本研究では、b のより高次項までを考慮に入れる方法を開発する。この方法では、推定パラメータの増加による過剰適合が問題になることが予想される。これに対応するために、ある種のベイズ推定を利用する。これにより、高確度・高精度の拡散統計量の測定を実現する。

概要図

A01-KB111.png